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果実が腐るまで

大人になったフリ

人の性癖に事故を起こしたくなった話【2回目のSMショー】

SMショーデビュー後、また酔った勢いで伝次郎先生に2回目の出演をお願いした私。快諾していただき、さぁ次はどうしようかと考えて目標を立てました。

 

人をたくさん呼ぶ。できればSMショーを見たことがない人に見てもらう。知らない人に何かを感じてもらいたい。

 

どうせ出るならただ出演するだけではなく、たくさんの人に見てもらわないと意味がない。今回は自分のできる範囲で宣伝してみて、どれだけ呼べるかやってみようと思いました。

まずはフライヤー。イベント内容的にその世界をよく知らない人はかなり行きにくいかと思います。ということは、イベントの日時を知らせるより「見に行ってみようかな」と興味を持ってもらえるかどうかが重要だと思いました。

細かく注文せずに知り合いに作ってもらったのですが、私の意図を汲んでくれたかのような仕上がり。何かすごいもの見られるんじゃないか感満載。私のtwitterの呟きを勝手に載せる自由さ。

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何人かに頼んで色々な場所で配布してもらいました。定期的に行っているショーなので毎回配布しているフライヤーもあるのですが、今回は私ver.フライヤーが人気だったみたいですぐ捌けてしまいました。フライヤーそのものに価値があるなんて嬉しい限りです。

 

twitterは長い間私のアカウントをフォローしてくれているフォロワーさんが多いので正直な話ショー内容よりも私が出るので来てみませんかと言うのもアリかなと思いましたが、自分にそこまで魅力があるとは思えず、とにかくSMに興味がある初心者が来やすいように敷居を下げて宣伝することを意識してみました。イベントに行ったことがない人は予約システムや当日の流れ、客層や初めて行く自分がその場に馴染めるかなど分からないことが多いように感じました。その不安がなくなれば来てくれるかもしれない。ありがたいことに順調に予約が入り続けました。

当日は予約してくれた方とそれ以外のお客さんでシアターPOOは立ち見が出るくらい満員になりました。伝次郎先生が前にポロっとこぼした「何十年も前はショーをやれば100人くらいの人が来て、壁が湿るくらいだった」には及びませんでしたが、会場は人が多すぎて演者もお客さんも汗だくでした。

 

ショーが始まり演者も見る側も1度経験したので今回は余裕を持って臨めるかなと思っていたのですが、前回同様打ち合わせがほぼなかったのでショーの展開にお客さんと同じくらい私もビックリしました。あれ全部ぶっつけ本番演技なしです。

伝次郎先生はスイッチ入るとビシバシ攻めてきますが、何だかんだ言って受け手の状態をよく確認してくれてSM中もユーモアに溢れているので色々すごいです。ふとした瞬間笑っちゃいます。

 

終演後、初めてSMショーを見た方から感想をたくさん頂きました。伝次郎先生と私の会話のやりとりが良かったという感想が多かったです。SMの行為自体ではなく、そのさらに向こう側をお客さんが見ていることが嬉しかったです。

私にとってSMは「自分の解放」だと思いました。おかしな話ですが、与えられた痛みにただ耐える選択肢のないSMが私にはストレス発散になります。考えて選択し続ける毎日を過ごす中で、相手に身を委ねて身動きできずに何も考えなくていい瞬間が欲しかったのかもしれません。色んな偶然が重なってこのような機会を与えて頂き私はとてもラッキーだと思いました。

 

大阪、京都、静岡、岩手からわざわざ遠征してきてくれた方々、仕事で忙しい中駆け付けてくれた友達、私のブログを10年前に知りそれからずっとネットで交流してくれている方、twitterを見て会ったこともない私を見に来てくれた方々、入院してるのに外泊届を出して見に来てくれたクレイジーすぎるあの人、来てくれて本当に嬉しかった。

そして伝次郎先生、あおいさん、麻弓さん、m@ricaさん、格子戸さん、大変お世話になりました。いつも素人のわがままを聞いて下さりありがとうございます。

 

 いつも勢いにまかせて自分でもどうかしてると思って色々なことをやるので、他人に全部を理解してもらえなくても私は構わないと思っています。けれど、私によって心動かされて行動してくれる上にその人達に認めてもらえるなんて、自分を抑えずこのままでいていいんだと思えました。優しく肯定された夜でした。ありがとうございました。

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