果実が腐るまで

大人になったフリ

レズショーに出た話

久々のブログです。

先日、蕨のSM大会にて結奈美子さんとレズショーをやらせて頂きました。なぜ私があのようなスゴイ方とやらせて頂くことになったかというと、偶然お会いして声をかけて頂き、是非お願いしますと答えたことがきっかけです。私はつくづく運が良いです。

 

正直な話、正式に出演が決まってから私は憂鬱でした。どう考えたって、私のような素人があんなに有名な方のペアなんて不相応です。結さんのお話は周りからよく聞いていたので、その人達に比べたらファンとしても歴が浅い。本当に私で大丈夫なのか。結さんと見に来てくれるお客さんをガッカリさせないだろうか。しかし何かできることも特になく、時間だけが過ぎていきました。

 

ショーの前日に久々に結さんにお会いして打ち合わせをした時に「テーマは特にない。楽しくやろー!」と結さんが元気よく言ってくださり、変に構えていた私は拍子抜けして肩の力が抜けました。

 

当日のレズショー。あれで大丈夫だったかな?

私なりにM女はどうあるべきか考えてみると、攻め手の アクションを素直に受ける、が1番大切なのではないかと思います。ショーだからこういう風に自分を見せよう、という気持ちはありません。人前でもプライベートでも、行為に対する私の反応は変わりません。

自分は男性から攻められないと興奮できないのではないかと思っていましたが、違いました。ショー中に見た結さん、女性でも男性でもなくて、性別とかどうでもよくて、目が合った瞬間にブワーっと何かの脳内物資が分泌していました。私は自分に気持ちを向けてくれる人の攻めでしか感じないんだと思います。

4回目のショーは本当にすごかった。私の涙は嗚咽からだけではなかった。ショーなのに、結さんの性癖をものすごく感じました。私もお客さんとして見たかったなぁ笑

 

不安だったオープンショー。私は結さんみたいにはできないとキョドり気味でステージに乗ったのですが、お客さんと結さんがものすごく暖かくて救われました。今までオープンショーをやった中で1番楽しかったです。そしてなんだかんだ言って今までは義務的にやっていたのだと気づきました。

「自分で盛り上げて楽しくやっていると、お客さんも必ずついてきてくれる」の意味を実感しました。ショーの評価や気遣いとしてではなく、笑顔で楽しんでくれて思わずチップを出したくなるオープンができるように私もなりたいです。それ以外にも自信を持ってステージに立てる何かがほしいです。

 

 準備と楽屋と舞台。私は去年から劇場の経験も少しだけしていますが、自分の無知さを痛感しました。今まで知らなかったことを知ることができて大変勉強になったのですが、結さんに色々気を遣って頂いてたくさんご迷惑をお掛けしたと思います。

 

今回ご一緒させて頂いて、結さんの芯が強く、ピュアで可愛らしくて感情豊かに生きているところにとても惹かれました。私がこのような機会を頂けたのも、結さんの器の広さと優しさのおかげです。私なんかが「姐さん」って呼んでいいのか分からず、みんな呼んでる楽屋でしか呼べなくて、さらに挙動不審で申し訳なかったです。

素敵な人に出会えて私は幸せです。そして、今回のショー出演、とっても楽しかったです!出て良かったです!

本当にありがとうございました。

 

おまけ。最終的に無難にしたけど、最初結姐さんが私のサインを考えてくれました笑
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